バスケットゴールの高さって?ミニバスとの違い&おすすめ商品5選!
「バスケットゴールの高さって全部同じなの?」
「自宅練習用にバスケットゴールがほしい!」
このような疑問や悩みから、バスケットボールの正確な高さを知りたいと考える方も多いのではないでしょうか。
インターネットで眺めるぶんにはどのバスケットゴールも同じ高さに見えるかもしれませんが…ちょっと待ってください!
なんとなくデザイン重視で購入ボタンをクリックするのは危険ですよ!
実は、バスケットゴールの高さは同じではないからなのです。
そこで今回は、バスケットゴールの正確な高さや、おすすめの家庭用バスケットゴールを紹介します。
この記事を読めば、自分の年代や用途に合ったバスケットゴールを選べるようになりますよ!
目次
1.バスケットゴールの高さ
ミニバス・中学生・高校生・プロと、バスケットボールは様々な年代のプレーヤーに親しまれています。
それぞれの年代によって最適なバスケットシューズが異なるように、ゴールの高さもまた違うのです!
ただし、ゴールの高さが異なるのはミニバスだけ。
つまり、中学・高校・プロ(BリーグやNBAの選手)のバスケットゴールの高さはすべて同じで、ミニバス用のゴールだけが低く設計されているのです。
ここではまず、ミニバスで使用するゴールの高さと、中学生以上が使用するゴールの高さについて解説します。
(1)ミニバスだけ低い
ミニバスのゴールの高さは、260cm(2m60cm)です。
成長期を迎える小学校5・6年生であれば、そこまでゴールを高いと感じることはないかもしれません。
実際、身長が高かったり跳躍力に優れたミニバスプレイヤーであれば、ボードにタッチすることだって可能です。
その一方で、小学校低学年のプレーヤーから見れば、この260cmの高さにあるゴールはとても遠くに感じられるはず。
小学1年生の平均身長が120cmに満たないことから考えても、ミニバスを始めたばかりのころは「なかなかゴールにボールが届かない…」なんてことも珍しくありません。
260cmという高さは、主に小学生がプレーするミニバスにおいて最適な高さだといえるでしょう。
(2)中学校以上は同じ高さ
中学生以上(中学・高校・プロ)のバスケットゴールの高さは、305cm(3m5cm)で統一されています。
「久しぶりに小学校の体育館を訪れたら、なんだかゴールが引く感じられた…」なんて経験をした人も多いのではないでしょうか。
それは単に自分の身長が伸びたからという理由だけではなくて、そもそも小学校にあるバスケットゴールが大人用に比べて45cm低いからなんですね。
ミニバスのゴールの高さが260cmであるのに対し、中学生以上が使用するゴールの高さは305cm。
この45cmという差はごくわずかに思えるかもしれませんが、プレーヤーからするとシュートの感覚は確実に変わります。
ひざの使い方や手首のスナップなど、一般のゴールを使い始めたばかりのころは少々違和感を覚えるかもしれません。
できれば、ミニバスを卒業して中学に進学するまでの間に、305cmのゴールの高さに慣れておきたいですね。
2.バスケットゴールを選ぶときの3つのポイント
「真剣に競技に打ち込みたい!」という人もいれば、「友達と気軽に遊びたい」という方まで、バスケットボールとのかかわり方は色々です。
家庭用のバスケットゴールを購入する際には、年代に合った適切な高さはもちろん、それぞれの目的に沿った商品を選びたいですよね。
そこでここでは、バスケットゴールを選ぶときの3つのポイントについて紹介します!
(1)移動式か?取り付け式か?
家庭用のバスケットゴールは、主に移動式(スタンドタイプ)と取り付け式(固定タイプ)の2種類に分類されます。
種類 | メリット |
移動式(スタンドタイプ) |
|
取り付け式(固定タイプ) |
|
移動式とは、その名のとおり動かすことのできるタイプのゴールです。
下についているタンクに水を入れて固定する仕組みになっているため、必要に応じて動かすことが可能となります。
一方取り付け式は、壁に固定して使用するゴールのことです。
ポールやタンクがないぶん、移動式よりも手頃な価格で購入することができますよ。
ミニバス初心者や「まだ今後バスケを続けるかどうかわからない」という場合には、まず取り付け式を購入して様子を見るのもアリでしょう。
ただし、取り付け式ゴールは自宅の壁などに直接固定するため、レイアップシュートやゴール下のゴール練習には不向きなのでご注意を!
ご自宅のスペースやレイアウトにもよりますが、さまざまなオフェンスパターンを練習したい方には取り付け式よりも移動式ゴールがおすすめです。
(2)高さ調節ができるか
移動式ゴールの場合は、高さ調節ができるかどうかも重要なチェックポイントです。
移動式ゴールの中にはミニバス専用サイズの商品(中学生以上のサイズまで伸ばせない)もあるので、購入時にはよく確認してくださいね。
中学生になってからも競技者としてバスケットを続ける予定であれば、ミニバス用の高さから中学生用の高さにポールを伸ばせるタイプの商品を選びましょう。
(3)ボードの素材
新しくバスケットゴールを購入する際には、ボードの素材にも注目してみてください。
代表的なボード素材は、ポリカーボネート、アクリル、強化プラスチックの3種類です。
ボード素材 | メリット |
ポリカーボネート |
|
アクリル |
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強化プラスチック |
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ポリカーボネートとアクリルには十分な反発があるのが特徴で、より試合に近い感触でシュート練習ができます。
ポリカーボネートは高級品質であるため耐久性にも優れており、経年劣化にも強い傾向にあります。
一方で、アクリルは耐候性に優れ、屋外設置に向いた素材です。
この2つの素材は強化プラスチックと比べて価格設定が高めですが、そのぶん頑丈で長く使えるのがメリットだといえます。
また、強化プラスチックは軽さが最大の持ち味です。
通常、バスケットゴールの組み立て作業には大人2~3人が必要といわれています。
その点強化プラスチックならば、他の素材と比べて組み立てや設置時の負担が減ることでしょう。
3.おすすめのバスケットゴール5選
さて、バスケットゴールを選ぶポイントを押さえたところで、次はおすすめの商品を紹介します。
ひとくちに「バスケットゴール」といっても、ボードの素材はもちろん、特徴や持ち味がそれぞれ異なります。
競技用に加え、レクリエーション用や初心者向きの商品もピックアップしましたので、目的や予算と照らし合わせながらお好みの商品を見つけてみてくださいね。
(1)ライフタイム バスケットゴールLT-90268
商品名 |
ライフタイム バスケットゴールLT-90268 |
値段 | 19,900円(税込み) |
特徴 |
|
バックボード素材 |
|
商品販売ページ | Amazon販売ページ |
国内販売累計台数25,000台の大人気モデルです!
簡単に高さ調節ができる「テレスコープ方式(6段階調節)」という機能を搭載しており、ミニバスから一般まで幅広く対応可能できます。
バックボードの素材は強化プラスチック製ではあるものの、耐衝撃・耐久性の高い構造になっているので安心です。
また、ベースタンクが後方に配置されているため、レイアップシュートのあとの足場の確保もきちんとできますよ。
(2)リーディングエッジ バスケットゴール(強化プラスチック製)
商品名 |
リーディングエッジ バスケットゴール |
値段 | 18,130円(税込み) |
特徴 |
|
バックボード素材 |
|
商品販売ページ | Amazon販売ページ |
高さ調節が2.3m~3.05mまで可能であるため、ミニバスを始める前のキッズ世代から使える商品です。
ポールにホールパッドがついているため、万が一プレイ中にポールにぶつかってもけがなどを最小限に抑えられますよ。
ベースタンクにキャスターがついているので、屋外の移動も無理なく行えるのもうれしいポイントですよね!
(3)リーディングエッジ バスケットゴール (ポリカーボネート製)
商品名 | リーディングエッジ バスケットゴール (ポリカーボネート製) |
値段 | 22,200円(税込み) |
特徴 |
|
バックボード素材 |
ポリカーボネート製 |
商品販売ページ | Amazon販売ページ |
前述したリーディングエッジバスケットゴールのポリカーボネート版が、こちらの商品です。
ポリカーボネート製のバスケットゴールの中でも比較的安価なのがうれしいですね。
ポリカーボネート素材の特徴であるボードの反発力を日頃から体感したい人や、より試合に近い感覚で練習をしたいプレーヤーには特におすすめですよ!
こちらも高さ2.3〜3.05mまで調節可能であるため、子供から大人まで幅広い年代の方が使える仕様になっています。
(4)ライフタイム バスケットゴールLT-90000RE
商品名 | ライフタイム バスケットゴールLT-90000RE |
値段 | 48,600円(税込み) |
特徴 |
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バックボード素材 | ポリカーボネート製 |
商品販売ページ | Amazon販売ページ |
これまで紹介したゴールに比べて高額な理由は、ゴール本体とボールリターンのセット商品であるためです。
ボールリターンとは、ゴールした(リング内を通った)ボールが手元に返ってくるという装置のこと。
ゴールに引っかけることで、通常ゴールの下に落ちるボールをシューターのもとに戻してくれる優れものなんです!
ポリカーボネート製の高級ボードとボールリターンの組み合わせで、質の高いシュート練習を求める人に適した商品となっています。
(5)カイザー バスケットボード90KW-583
商品名 | カイザー バスケットボード90KW-583 |
値段 | 6,409円(税込み) |
特徴 |
|
バックボード素材 | その他 |
商品販売ページ | Amazon販売ページ |
こちらは移動式ではなく、壁に固定するタイプのゴールになります。
移動式のようにポールやタンクがついていないこと、室内練習用の簡易的な作りであることから、価格がかなり抑えられていますよね。
レクリエーション用のゴールを求める人、室内で簡単なシュート練習をしたい人に向いている商品だといえます。
「子供がミニバスに興味を持ったようだけど、いきなりクラブに入れるのはちょっと…」と迷われている親御さんは、まずこちらの商品から試してみるのはいかがでしょうか。
4.バスケットゴールは手作り(DIY)できる?
「バスケットゴールの高さが分かったのだから、自分で手作りできるんじゃないの?」と考える方もいるかもしれません。
確かに、2,000円ほどでバスケットリングがバラ売りされていますので、ホームセンターで板を買ってきてバスケットゴールを作ることは可能でしょう。
材料を自分で買いそろえてバスケットゴールを自作すれば、かなり費用を抑えられるはずです。
ペンキで絵を書いて、世界に一つだけのオリジナルゴールを作るのも楽しそうですよね!
ただ、部活やクラブなど、競技目的でプレーする場合は手作りではなく、各メーカーから販売されている正規のバスケットゴールを購入することをおすすめします。
シュートの精度は一朝一夕で身につくものではありません。
高さはもちろん、ボードの質感や反発力など、なるべく試合本番のゴールに近い製品で練習を重ねることが上達の近道になるはずですよ。
まとめ
この記事では、バスケットゴールの正確な高さや、おすすめの家庭用バスケットゴールについて紹介しました。
高さを調整できる移動式のゴールならば、ミニバスから中学バスケットに移行したあとも同じゴールを使い続けることができますよ。
バスケットボールの試合において、練習と同じようにシュートを決めるためには、日々の反復練習が欠かせません。
自宅に正しい高さのバスケットゴールがあれば、それだけシュート練習に割ける時間が増え、徐々に試合でのシュート成功率が上昇していくことでしょう!
今回紹介した商品や選び方のポイントを参考にしつつ、ぜひお気に入りのバスケットゴールを見つけてみてくださいね!
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