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バスケのパスの種類を徹底解説!華麗なアシストを決めるパス11選

「バスケのパスってどんなものがあるの?」

「まずはパスができるようになろう!」とバスケを教えてくれる人に言われるものの、どんなパスを身につければいいか迷いますよね。

実は、バスケのパスの種類は多く存在し、覚えなければいけないことが多いのです。

身につけておくほど試合の状況に応じて使いこなせるようになり、華麗なパスを決められるようになりますよ!

今回はバスケのパスの種類について、基本のパスと難易度高めのパスを合わせて11個紹介します。

様々なパスを身につけて、ナイスアシストを試合で決められるようになりましょう!

1.必ず身につけたい基本のパス7選

まずは必ず身につけたい基本のパスを7つ紹介します。

以下の7つのパスを身につけておけば、基本としてはOKです。

基本のパス7選

  1. チェストパス
  2. バウンドパス
  3. ワンハンドパス
  4. ショルダーパス
  5. オーバーヘッドパス
  6. アンダーハンドパス
  7. サイドハンドパス

試合の中で使うことも多いため、必ず身につけてミスの無いパスを心がけましょう。

(1)チェストパス

チェストパスは、胸から両手で送り出すようにして味方に届けるパスです。

力も伝わりやすく、コントロールもしやすいため、最も基本的なパスになります。

バックスピンをかけながら、相手の胸をターゲットにしてパスを出すことを心がけましょう。

両手で三角形を作ってボールの手前を持ち、手を外側に返しながらパスを出します。

最後に親指と人差し指を残すようにすれば、綺麗なバックスピンがかかります。

試合中何度も使われるため、確実にマスターするようにしましょう。

(2)バウンドパス

バウンドパスは、コートにバウンドさせて味方に届けるパスです。

コートにバウンドさせることで、ディフェンスの手を避けながら出すことができるパスになります。

ボールを下に押し出すような形で、コートに強く弾ませる意識でパスを出しましょう。

バックスピンをかけるとバウンド後のスピードが遅くなるため、無回転でコートに弾ませるように。

バウンドは、味方との距離に対して3/4ぐらいの位置に弾ませると相手の胸の位置に収まります。

カットされにくく、使える範囲が広いパスと言えます。

(3)ワンハンドパス

ワンハンドパスは、片手で押し出すように味方に届けるパスです。

小さいモーションで力強いパスを出すことができ、カットされにくいパスになります。

ワンハンドシュートを打つ時と同様、片手でボールの手前を支え、もう片方の手でボールの側面を支えます。

手首を返しながら味方に向かって真っすぐ押し出しましょう。

人差し指と中指が最後に離れるように手首を返すことで、バックスピンがかかります。

小さいモーションで早いパスを出すことができるので、これもマスターしておきたい基本のパスです。

(4)ショルダーパス

ショルダーパスは、肩から押し出して味方に届けるパスです。

力が伝わりやすく、長い距離のパスを通すときに使われるパスになります。

ボールを肩に担ぎ、足を踏み出しながら前に押し出すようにしてパスを出しましょう。

野球のように振りかぶるのではなく、肩から前に押し出すようにするのがコツ。

山なりにパスを出すと味方に届くまで時間がかかり、コントロールが乱れるため、直線的にパスを出すことを心がけましょう。

遠くに早いパスを正確に出せるように身につけてくださいね。

(5)オーバーヘッドパス

オーバーヘッドパスは、頭の上から押し出すような形で味方に届けるパスです。

ショルダーパス同様力が伝わりやすく、長距離のパスを出したり、早いパスを通すときに使われます。

パスの姿勢としては、両手でボールの側面を支え、頭の上に構えます。

足を踏み出しながら、前に押し出すようにパスを出しましょう。

ボールを後ろに引きすぎると、パスだと読まれたり、後ろからボールをスティールされることもあるので要注意。

ボールの位置は頭の真上か少し後ろに構え、小さいフォームでパスを出すのがコツです。

鋭いパスを小さいモーションで投げられるようになるまで練習しましょう!

(6)アンダーハンドパス

アンダーハンドパスは、ボーリングに似たフォームでボールを下から出すパスです。

ドリブルの途中からパスを出したり、低い姿勢から素早いパスを出したいときに用いられます。

ボールを右腰・左腰の位置に構え、前に送り出すような形でパスを出します。

この時、ボーリングのように上方向にフォロースルーをすると、山なりに飛んでしまいがちに。

腕を振り子のように使いながら、前に送り出すことを心がけましょう。

ドリブルしながら自然にアンダーハンドパスができるようになればGOODです。

(7)サイドハンドパス

サイドハンドパスは、横から片手で味方に届けるパスです。

ディフェンスの手を避けながら出すときに用いられるパスです。

ボールを片手に持ち、足を横に踏み出しながらパスを前に送り出しましょう。

ディフェンスの手をかわすために、足を大きく横に踏み出すのがポイントです。

コントロールがつきにくいため、正確にパスを出せるようになるまで繰り返し練習しましょう。

2.難易度高め!ナイスアシストを決める4つのパス

基本のパスを覚えれば、少し難しめのパスを覚えていきましょう。

正確にパスを出すのが難しいものの、試合での使い勝手が高いパスを4つ紹介します。

ナイスアシストを決める4つのパス

  1. ハンドオフパス
  2. スピンパス
  3. タップパス
  4. ビハインドザバックパス

ディフェンスをかわしたり、相手の一瞬のスキをついて出せるので、アシストを演出できますよ!

(1)ハンドオフパス

ハンドオフパスは、自分のすぐ横を通る味方に手渡しながら行うパスです。

別名手渡しパスとも呼ばれます。

ハンドオフパスは自分の体で相手の目からボールが見えないようにして味方に渡すのがコツ。

味方とすれ違う時にパスしたかどうかを悟られないようにすることで、攻撃のチャンスが生まれるのです。

ボールをギリギリまで離さず、味方とすれ違う一瞬に相手の手に置くようにパスを出しましょう。

味方とのすれ違いを攻撃のチャンスに変えられるパスと言えます。

(2)スピンパス

スピンパスは、横方向のスピンをかけてバウンドさせるパスです。

横方向にスピンがかかるため、バウンドした後にボールの軌道が変わるのが特徴です。

ペイントエリアでポジションを取った味方に対してパスするときに多く使われます。

片手で手首のスナップを利かせながらバウンドさせるか、両手でボールを回すような形でパスを出しましょう。

スピンパスを使うときは目の前に自分のディフェンスがいることが多いため、横に足を踏み出してカットされないようにしましょう。

ディフェンスがいてパスを出しづらい時も、カットを避けながら通すことができるパスです。

(3)タップパス

タップパスは、バレーボールのトスのようにボールを弾いて出すパスです。

自分のところに飛んできたパスを味方のもとに素早く返したいときに使われます。

速攻のシーンでディフェンスを避けながらパスしたり、カットインしてきた味方に素早くパスを入れるときなど、幅広く使うことができます。

手でボールをキャッチせずに、指先だけで弾いてパスを出すのがポイントです。

ディフェンスからすれば、突然パスのリズムや軌道が変わるため、意表を突きやすいパスと言えます。

(4)ビハインドザバックパス

ビハインドザバックパスは、自分の背中の後ろを通しながら出すパスです。

右手であれば時計回りに、左手であれば反時計回りに背中に手を回し、パスを出します。

自分の体でボールを隠すことができるので、相手にパスを悟られないのがメリット。

ただ、コントロールが難しいので、正確にパスを出せるように何度も練習しましょう。

ディフェンスの意表を突きながら出すことができるので、通ればアシストを演出しやすいパスです。

3.パスがうまくなるための練習方法

パスがうまくなるためには、動きながらでも正確に力強いパスが出せるようになるまで練習しましょう。

試合中では止まってパスを出す場面はほとんどなく、動きながらパスを出すことになります。

動きながらでもコントロールが乱れず、味方が取りやすい位置に出せるようにするのがポイント。

また、ディフェンスもいるため、ゆっくりとしたパスではディフェンスにカットされてしまいます。

ディフェンスが手を出してもカットできないほど、素早いパスを出せるようになるのが重要です。

「動きながら」「正確に」「素早く」という点を意識しながら、何度も繰り返し練習するようにしましょう。

まとめ

バスケのパスの種類は覚えられましたか?

まずは基本の7つのパスを試合のどの場面でも出せるようになるまで練習しましょう。

動きながらでも素早く味方にパスを出せるようになるまで練習するのがポイントです。

基本のパスをマスターできれば、難易度が高い4つのパスに挑戦しましょう。

覚えるのに時間はかかりますが、マスターすればアシストを演出できるようになります。

華麗なパスを出せるように、しっかりとマスターしてくださいね!

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