女性向けボスハンドシュートのコツを4STEPで紹介!
皆さんは自信を持ってシュートを打てていますか?
試合に勝つためには得点を入れないといけません。そして、得点を入れるためには、正確なシュートが必要不可欠です。
今回は筋力量が少ない女性でも簡単にシュートが打てる、ボスハンドシュートのコツを伝授します!
シュートフォームを安定させ、シュートを自分の武器にしましょう!
目次
1.ボスハンドシュートの打ち方4STEP
(1)ボールミートをして体勢を整える
正確なシュートを打つためには、ボールをキャッチした時の体勢が非常に重要です。
特にボスハンドシュートは胸辺りから打つので、ブロックされる可能性が高いです。
ブロックが来る前に素早くシュートを打つために、キャッチと同時に重心を落とし、そのままシュートに入るのが理想です。
ポイントは重心を落とした際に、体幹に力を入れることです。
筋力が弱いと、キャッチしてもストップができずそのままシュートができないことがあります。これを防ぐために、ボールミートのタイミングをつかみ、ボールをキャッチした時に自分の体にかかる力に負けないよう足と地面をしっかりとくっつけて踏ん張り、ステップを踏んでストップすることが重要です。
足だけで止まるのではなくて、体全体でグッとボールの衝撃を受け止め、シュートフォームに入ります。
<練習とポイント>
ただボールをゴールに入れる練習は意味がありません。ボールキャッチからの練習が必須です。
チームメイトがいる場合はパスを出してもらい、ボールミートからのシュートを練習をすると良いでしょう。
後輩がパスを出して練習することはよくあると思いますが、一緒にプレーする5人の中でパートナーを決める方がより実戦向きです。
逆に様々な人からパスをもらうことで、自分のキャッチとストップのスタイルの幅が広がるということもあります。
1人で練習する場合は、ボールをバウンドさせて跳ね返ったボールをステップを意識してキャッチしましょう。
ボールミートに慣れてきたら、いかに早くシュートフォームにもっていくかを意識して取り組んでください。
スピードが実際の試合の中で自分の強みになっていくはずです。
(2)ボールを両手で構える
ボールミートでシュートの体勢が整ったら、ボールを胸元に構えます。
ボールを手のひら全体ではなく、指先でしっかりホールドしましょう。
肩幅より少し広いスタンスでリングに正対するように両足を置き、ひざの力を抜いて重心をつま先側に寄せると、シュートが安定します。
またボールミートで作った相手ディフェンスとのズレを最大限に活かすために、ボールをキャッチしたらすぐ、ゴールとの距離や周囲の状況を見定めなくてはいけません。
コート上のさまざまな地点からのシュートの力加減をきちんと理解するためには、繰り返し様々な場所からシュートの練習をするしかありません。
シュートの感覚をつかむ近道は、地道な反復練習なのです。
(3)ジャンプと同時に両手を伸ばす
シュートは構えの状態から、そのままジャンプして両手を伸ばしきります。
このとき指先まで意識を集中させることが重要です。
また、しっかり手首をスナップすることで、ボールの軌道をコントロールします。ボールの回転を見ることで、スナップが上手くかかっているかどうかがわかります。
練習を重ねることで、リリースの感覚が身についていきます。良いリリースの感覚があるときは、リングに入る前からシュート成功の予感がして気持ちいいものです。
(4)フォロースルー
フォロースルーとは、シュート後の姿勢のことです。
指先から腕、ジャンプ後の着地の場所まで、フォロースルーが毎回同じ形であれば、安定してシュートが打てているということになります。
自分のシュートフォームを確立できたら、おのずとフォロースルーの形も決まってきます。リリースの瞬間までをきちんと意識する訓練にもなるので、まずはシュートの一連の動作にフォロースルーを組み込んでみてください。
また、筋力が弱いとボールをゴールに届けるためにどうしても前に飛びがちになってしまいます。
届きそうにない時でも得点するためにシュートを打つことは大事ですが、シュートを安定させるためにまずはその場でジャンプすることを心がけましょう。
シュートフォームは動画を撮ることで自分で確認することができます。自分のシュートフォームを客観的に見て改良し、安定した自分のシュートフォームを見つけましょう。
2.成功率を上げるための注意点3つ
(1)顔はあげすぎない
顔(特にアゴ)はあげずに、全身の力をボールに伝えます。
あごを上げた状態ではボールにうまく力が伝わらず、また狙いも定まりにくいからです。
顔の位置を安定させることを意識し、ゴールを狙ってください。
(2)相手との距離をしっかり保つ
相手ディフェンスの手が届く距離だと、ブロックを受けてしまいます。
時には相手ディフェンスとの距離をあけるために、ステップバックなどのステップを踏んでからシュートを打つのも効果的です。
<ステップバックの打ち方>
相手ディフェンスに対して、ドリブルとともに強く一歩踏み出します。
そうすることで相手ディフェンスがドライブを警戒して少し下がるので、ドリブルの反動を利用して後ろにボールミートします。
一連の動作が上手くできれば、相手ディフェンスとの距離が十分に空いているはずです。
落ち着いてシュートを決めれば、これでもうステップバックの達人になれます!
(3)シュートフェイクが効果的
相手ディフェンスを翻弄するための手段のひとつに、シュートフェイクというものがあります。
目線をリングに向けてシュートフォームを途中まで行うことで、ブロックの体勢をとった相手の虚をついてドライブやシュートを選択できるようになります。
シュートフェイク成功の秘訣は、相手ディフェンスにいかに本当に打つと思わせることです。
そのためにはシュートの成功率の高さや、シュートセレクションの良さを相手に印象付けておくことも大事です。
シュートフェイクの動画や実際の試合を見て、自分にできそうなものを練習してみるのも良いでしょう。
3.シュートフォームの参考にしたい選手たち
(1)栗原 三佳選手
大阪府出身。お姉さんの影響でバスケットボールを初めた彼女は大阪薫英女学院高校に進学し、3年次には主将としてインターハイベスト8に進出しました。大阪人間科学大学を経て2012年からはトヨタ自動車アンテロープスに所属しています。
動きがある中での3ポイントシュートを得意とし、日本代表にも選出されています。
シュートを打つ際にはおしりから腕に力を伝えることが重要とのこと。
「シュートの時は踏ん張りが大事なので、スクワットをする時もお尻を意識したりしています」と太ももにチューブを巻いて、負荷をかけながら股関節を動かすトレーニングの様子がテレビで公開されていました。
(2)近藤 楓選手
愛媛県出身。新居浜商業高校から大阪人間科学大学に進学しインカレ準優勝に貢献しました。2014年よりトヨタ自動車アンテロープスに所属しています。
シューティングガードということもあり、積極的にシュートを狙っていく選手です。
日本代表としても活躍しており、高確率である3ポイントシュートとステップバックからのシュートが彼女の強みです。
4.まとめ
女性向けにボスハンドシュートのコツを紹介してきました。
試合に勝つためには、得点を入れないといけません。
繰り返し練習して自分のシュートフォームを確立し、シュート成功率を上げていきましょう!
まずはノーマークのシュートを全部決めることを目標にして頑張ってください!
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