ダンクモンスター、グリフィン徹底紹介【プレーからバッシュまで】
ブレイク・グリフィン(Blake Griffin).
屈強な体格とそれを動かす高い身体能力を持つグリフィンは、NBA加入時からアスレチックなプレーで活躍を続けてきました。
2018年には移籍も経験し、新たなチームでリーダーの役割を担うことになったグリフィン。
今回はそんな彼について細かく紹介していきます!
目次
1.グリフィンの身体特徴と選手歴
高校時代から活躍し、2009年よりNBAに入って約10年。
彼のプレーは、長いキャリアの中で今もなお進化し続けています。
驚異的な身体能力を誇り、ダンクシュートを叩き込む彼の選手データを見ていきましょう。
(1)身体特徴
(2)チーム遍歴と各チーム内でのポジション
(1)身体特徴
グリフィンの身体能力は高校時代から目を見張るものがあります。
身長208センチ、体重114キロから繰り出されるダンクは「モンスターダンク」と呼ばれ、彼の代名詞になっています。
その驚異的な身体能力はNBA内の同ポジションの選手と比べても、彼に並ぶ選手はいないほどです。
(2)チーム遍歴と各チーム内でのポジション
グリフィンは父親がコーチを務める高校でプレーし、在学中の4年間全てで州のチャンピオンシップに導きました。
高校卒業選手のオールスターゲームであるマクダナルズ・オール・アメリカンにも選ばれ、ゲームに出場するとともに、スラムダンクコンテストでは見事に優勝を果たします。
大学はオクラホマ大学に進学、2009年にはアーリーエントリーを宣言しドラフト全体1位指名でクリッパーズに入団しました。
・2009〜2018ロサンゼルス・クリッパーズ
・2018〜デトロイト・ピストンズ
・2009〜2018ロサンゼルス・クリッパーズ
2009年にアーリーエントリーし、ロサンゼルス・クリッパーズに入団します。
しかし入団後間もなく足を負傷し、ルーキーイヤーから活躍というわけにはいきませんでした。
怪我から復帰した2010〜2011シーズンでNBAのキャリアをスタートさせ、持ち前の身体能力を存分に活かしてダンクを量産、ダンクコンテストは初出場で初優勝を果たしました。
相手チームのビッグマンの頭上から、叩きつけるようなダンクシュートが印象的です。
クリス・ポール、ブレイク・グリフィン、そして身体能力の高いビッグマン、ディアンドレ・ジョーダンの3人は、ビッグ3と呼ばれていました。
ポールからのロブパス(アリウープをさせるための高いパス)が多いことから、当時のクリッパーズは「ロブシティ」と呼ばれました。
ポールがピック&ロールからミスマッチをつくり、ロブパスをグリフィンやジョーダンに出し、それを彼らがダンクで叩き込むプレーは、分かっていても止められないプレーとして対戦相手を苦しめました。
・2018〜デトロイト・ピストンズ
2018年1月にデトロイト・ピストンズにトレードで移籍し、すぐさま主力選手として活躍を見せます。
しかしながらシーズン途中で右足首を負傷し、チームとしてもプレーオフ出場を逃すこととなりました。
2018〜2019シーズンで、チームは新たな指揮官としてドウェイン・ケイシーを迎えると、
グリフィンはポイントフォワードとしての役割を担うようになります。
ポストアップを多用するようになり、ポストからゲームメイクを行うようになります。
2.グリフィンのプレーの特徴
高校時代から怪物として恐れられ、NBA入りすると弱小チームだったロサンゼルス・クリッパーズのフロント陣のチーム運営意識さえ変えてしまうほどの活躍を見せたグリフィン。
そんな彼もキャリアが10年近くになり、力任せなプレーに終始するだけではなく、チームの大黒柱としての役割を担うようになります。
そんな彼の今までのプレーをまとめました。
(1)プレーの特徴
(2)ハイライト
(1)プレーの特徴
屈強な体格と高い身体能力を活かし、驚くようなダンクシュートを量産します。
クリッパーズではクリス・ポールと連携しアリウープパスを受け取ってからのダンクシュートが見られました。
最近はそれだけではなく、テクニックあるプレイも多く、スコアラーとしても活躍しています。
ハイポスト付近からのミドルシュートやスリーポイントシュートも多用するようになり、チームへ貢献しています。
また速攻での力強いパワーレイアップも見どころです。
ピストンズではポストアップからのゲームメイクを積極的に行なっています。
(2)ハイライト
やはりグリフィンといえば豪快なダンクのパフォーマンスが有名です。
2011年のダンクコンテストでは車を飛び越えながらのツーハンド・アリウープダンクを披露し、ファン投票の結果優勝しています。
また、ニューヨーク・ニックス戦では、相手のビックマンを片手で抑えながら片手でダンクシュートを決めています。
3.グリフィンの人柄
グリフィンはバスケだけではなく、様々な場所で活動を広げています。
2016年にはカナダのモントリオールで開催されているコメディショー『Just for Laughs』に参加し、スタンダップコメディを披露しました。
「バスケットボールが自分のメインの仕事だけど、慣れない環境に身を置く試みも楽しんでいるよ。コメディショーの出演は、本当に恐くて、大変だった。フェス全体の中では小さなショーなんだけど、恐ろしかった。ただ、普段と異なることをやって自信を得られると、人として成長できると思っている」とコメントしており、新しいことに挑戦するのが好きなようです。
また、カーメロ・アンソニーと共にオリンピックの代表に選ばれた際は、3Pシュートのコツを聞いたというエピソードがあり、向上心の高さが伺えます。
4.グリフィンの家族と交友関係
グリフィンは2人兄弟で、兄(テイラー・グリフィン)も優秀なバスケットボール選手です。
グリフィンにはブリン・キャメロンという婚約者がいて子供が2人いましたが、現在は破局しています。
2018年夏頃よりモデルのケンダル・ジェンナーとの交際が報じられていますが、破局の噂がささやかれています。
アメリカではカーダシアン家の呪いと言う言葉があり、カーダシアン家の女性と付き合ったアーティストやスポーツ選手が活躍できないと言うジンクスがあります。
グリフィンもケンダルと付き合っている時は不調でした。
5.グリフィンのファッション
グリフィンはTシャツやトレーナー、ジーンズといった比較的ラフな服装が多いようです。
6.グリフィンモデルのシューズ
グリフィンはナイキと契約をしています。
彼自身はジョーダン スーパーフライというシリーズを愛用しています。
シグネチャースニーカーはありません。
7.まとめ
アクロバティックなプレイを武器に、NBAキャリアの中で着実に技術を積み上げてきた
ブレイク・グリフィンについてまとめてきました。
今季もチームの中で多くの得点を獲り、活躍しています。
今後もどのように彼が進化して行くのか、目が離せません!
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