NBA屈指の大型PG!ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズの全て

「ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズってどんな選手なのだろう?」
「レブロン・ジェームズの後継者って本当?」

世界中からスタープレーヤーが集まるNBAにおいて、大型ポイントガードとして華々しいキャリアを築いているベンジャミン・デイヴィッド・シモンズ。

とはいえ、「名前は聞いたことあるけど、どんな選手なのかはよく知らない」という人も多いのではないでしょうか。

今回は、2016年にドラフト指名された若手選手ながら、すでにNBAの注目選手の仲間入りを果たしているベンジャミン・デイヴィッド・シモンズについて詳しくお伝えします!

この記事を読めば、ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズを応援したくなること間違いなしですよ!

1.ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズについて

 

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身長 1996年7月7日(23歳)
出身 オーストラリア(ビクトリア州メルボルン)
身長 208cm
体重 108kg
出身校 ルイジアナ州立大学
所属チーム フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(2016年~)

現在バスケファンの間で「ベン・シモンズ」の愛称で親しまれている彼は、1996年にオーストラリアで誕生しました。

父親がオーストラリアのプロバスケット選手だったこともあり、バスケットは幼少期から彼にとって身近な存在だったといえます。

また、14歳まではバスケットの他にもオーストラリアンフットボールとラグビーもプレーしていました。

オーストラリアンフットボールでは、リーグベスト選手に選出されるほど活躍していたそう。

この経歴からも、ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズの優れた運動神経とスポーツセンスの高さがうかがえますよね!

(1)身体特徴

 

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身長208cm、体重108kgのベンジャミン・デイヴィッド・シモンズは、NBA屈指の大型ポイントガードだといえるでしょう。

NBAでプレーするポイントガード陣の身長は、180cm代・190cm代の選手が多数を占めています。

そう考えると、208cmのシモンズがいかに高いアドバンテージを持っているかというのがわかりますよね!

彼の優れた身体能力は高さだけにとどまりません。

長身の選手は小柄な選手と比べて俊敏性に欠けたり、ドリブルやボールハンドリングに苦手意識があったりする人物も少なくありませんよね。

ただしシモンズは、そのどちらのパターンにも当てはまりません。

鋭いドライブを武器に、みずから積極的にペイントエリアに切りこんでいきます!

ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズは、長身を生かした「縦」の動きはもちろん、スピーディーな「横」の動きにおいても高いパフォーマンスを発揮できる、マルチプレーヤーなのです。

(2)経歴実績

 

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それでは続いて、ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズの経歴や実績についてお伝えします。

彼がどのようにしてNBAプレーヤーへの道を切り開いていったのか、その歩みを振り返っていきましょう!

#1.幼少期~大学時代

バスケット・オーストラリアンフットボール・ラグビーの三足のわらじを履いていた、ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズ少年。

15歳からはバスケットに専念したことで一気に才能が開花し、U-17代表に選出されるほどの有力選手へと成長を果たします。

ニューヨーク出身の父の勧めもあり、NBAプレーヤーになるという夢に近づくためにアメリカの高校への転校を決意。

転校先のモントヴェルデ・アカデミー高校でも彼の活躍は目覚ましく、3年連続全米制覇という華々しい成績を収めました。

その後進学したルイジアナ州立大学では1年生からスターティングメンバーとして活躍し、平均19.2得点、11.8リバウンド、4.8アシストの記録を打ち立てます。

そして大学在学中の2016年、ドラフトへのアーリーエントリーを表明。

見事フィラデルフィア・セブンティシクサーズより全体1位指名を受けた彼は、晴れてNBA選手の仲間入りを果たしたのです!

大学時代までの主な経歴
  • 3年連続全米制覇(高校時代)
  • ネイスミス賞(高校時代)
  • ゲータレードプレイヤーオブザイヤー(高校時代)
  • オーストラリアU-17代表選出
  • オーストラリアU-18代表選出

#2.NBA時代

輝かしい実績を引っ提げ、堂々とNBA入りしたベンジャミン・デイヴィッド・シモンズ。

ところが、2016-2017シーズン開幕を控えた9月のキャンプで骨折してしまい、この年はデビューを見送ることとなります。

そして迎えた1年後の2017-2018シーズン。

待望のNBAデビューを果たすと、いきなり彼は大記録を打ち立てるのです!

休養中のエネルギーを爆発させるかのように攻守にわたって存在感を示し、デビューからわずか4試合でトリプル・ダブルを達成という史上3人目の快挙を達成しました。

その活躍ぶりは、その年の新人王獲得という結果にも表れています。

ただ、シモンズ本人は、この年のオールスターゲームに選出されなかったことがとても悔しがっていました。

「もうオールスターの定義すら分からなくなった」という当時のコメントからは、彼の落胆が痛いほど伝わってきますよね……。

この時の悔しさを胸に挑んだ次の2018‐2019シーズンでは、見事オールスターゲームに選出!

4シーズン目(実質3シーズン目)に突入した現在も、世界最高峰の舞台で日々進化し続けています。

NBAでの主な経歴
  • デビューから4試合以内でトリプル・ダブル達成(史上3人目、2017-2018シーズン)
  • NBAアワーズ新人王(2018年)
  • NBAオールスターゲーム出場(2019年)

2.ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズのプレイの特徴とは

「レブロン・ジェームズの後継者」「ネクストレブロン」と呼ばれることも多い、ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズ。

そう呼ばれる理由は、彼のプレイスタイルに隠されています。

ここからは、シモンズのプレーの特徴について解説していきましょう。

(1)プレイの特徴

 

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もともとフォワードを務めていたこともあり、ペイントエリア内でのプレーは彼の得意とするところ。

身長208cm、体重108kgの恵まれた体格を生かし、ディフェンスにも当たり負けません!

豪快なダンクや長身を生かしたフックシュートなどでゴールを量産します。

また、一瞬で相手ディフェンスを置き去りにする素早いカットイン、味方プレーヤーのゴールを演出するパスセンスなどでも観客を魅了してくれるプレーヤーでもあるんです!

ゲームの流れを読む力や味方を生かすパスセンスは、とても4シーズン目の選手とは思えません……!

スリーポイントのアシスト数は群を抜いており、リーグでもトップクラスの数字を残しています。

みずからペイントエリアに切り込むベンジャミン・デイヴィッド・シモンズだからこそできる、味方のシューターを生かせるプレーの一つだといえるでしょう。

(2)パフォーマンス

ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズの特徴の一つとして、ほとんどスリーポイントシュートを打たないことがあげられます。

ただし、それは2018-2019シーズンまでのこと!

ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズは、2019年11月21日(現地時間20日)のニューヨーク・ニック戦にてついにNBAキャリア初のスリーポイントシュートをゴールに沈めてみせたのです!

彼がスリーポイントシュートを決めたのは、実に4年ぶりのこと。

NBA入り後、計18本のスリーポイントを放ってきましたが、いずれも得点には結びついていませんでした。

そんな彼のNBA初スリーポイントは、現地で目の当たりにしたファンをおおいに沸かせたのはもちろん、実況者が思わず「ついに決めた!」と叫ぶほど衝撃的な出来事だったのです。

2019年の彼のベストパフォーマンスといっても過言ではないでしょう!

彼の持ち味であるペイントエリアでのパワフルなプレーに、さらにアウトサイドシュートが加われば、彼は相手ディフェンスにとってこれまで以上に脅威となること間違いなしです!

3.ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズの人柄とは

 

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さて、コート上でのベンジャミン・デイヴィッド・シモンズについて理解が深まったところで、今度はプライベートな部分ものぞいてみましょう。

一体普段の彼はどのような性格の持ち主で、どんな交友関係を築いているのでしょうか。

(1)人柄

 

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前述したように、ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズがNBAキャリア初のスリーポイントシュートを決めたことは大きな話題となりました。

実はシモンズ、シーズン開幕前のオフの期間にジャンプシュートの特訓をしていたようなんです。

オフの間地道に反復練習を行ってきた結果が、あの初スリーポイントシュートという形で表れたのでしょう。

また驚いたのは、「(オフにジャンプシュートの練習を始めるまで)ちゃんとジャンプシュートの指導を受けたことがなかった」というシモンズのコメントです!

「飲み込みは早いほう」という本人の言葉どおり、高いバスケセンスの持ち主だというのが伝わってきますよね……!

加えて、「練習したことがないのだから、できなくて当たり前」と自己分析する様子からは、自分を客観視できる人物であることもわかります。

この一連のエピソードから、シモンズはできないことを「できない」ときちんと受け止められるだけのハートの強さの持ち主であり、なおかつ努力家だという人物だといえるでしょう。

(2)家族構成・友人

 

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続いて、ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズの家族や友人関係にまつわる情報を紹介します!

ドラフト後の家族後写真を見る限り、シモンズは父と母、兄2人と姉3人の8人家族のようです。

特に、元オーストラリアのプロバスケット選手である父デイビッドは、シモンズの人生に大きな影響を与えた人物だといえるでしょう。

高校時代のシモンズのプレーを見たお父さんが、息子が将来NBAで活躍すると確信してアメリカの高校への編入を強く後押ししてくれたそうですよ!

また、シモンズのインスタグラムには多くのバスケット選手が登場しています。

レブロン・ジェームズとは「レブロンの後継者」と呼ばれるようになる以前から交流があったようで、シモンズはレブロンを兄のように慕っているとのこと。

2人の出会いはレブロン主催のスキルアカデミー。

レブロンは当時高校生だったシモンズの才能にほれ込み、それ以来交流が続いているようです!

4.ベン・シモンズのエピソード

 

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オーストラリア出身のシモンズですが、NBA選手になるまでには様々な経験をしています。

また、私生活でも有名モデルやシンガーとの熱愛が報じられるなど、バスケットボール以外でも注目を浴びています。

そんなシモンズのエピソードを紹介します。

(1)シモンズの父親

 

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Happy Father’s Day ⭐️

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シモンズの父親デイブ・シモンズはアメリカ出身の元プロバスケットボールプレイヤーで、オーストラリアのメルボルン・タイガースでプレイをしていました。父親の影響で幼いころからバスケットボールに触れる機会が多く、その才能は突出していました。

一度はオーストラリアの高校に進学しましたが、父ディブ・シモンズは息子の実力がNBAにも通用するレベルであると確信し、アメリカの高校へ転校させることを決意しました。

このとき父ディブが、アメリカの高校への転校を決めなければ、19歳の若さでNBA選手となることはなかったでしょう。

(2)幼少期のオーストラリアンフットボール・ラグビー経験

 

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They can underestimate me, but they can’t stop me from moving forward. @BeatsByDre @UNDEFEATEDinc #BeatsUNDFTD

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オーストラリアの国技と言えばオーストラリアンフットボールです。

オーストラリアンフットボールとはラグビーに似ていますが、バスケットボールと同じようにドリブルをします。

14歳まではバスケットボール・オーストラリアンフットボール・ラグビーの3球技を同時にプレイしており、オーストラリアンフットボールでリーグベスト選手に選ばれた経験があるそうです。

14歳からはバスケットボールに専念するようになり、15歳でU-17オーストラリア代表に選ばれ、世界大会で銀メダル獲得に貢献しています。

(3)シモンズの恋人

 

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Just grabbing some ice cream @kith #draftweek

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高校・大学時代からスター選手だったシモンズは、NBA入団当時から私生活にも注目が集まりました。

これまで交際が噂された4人の海外セレブを紹介します。

#1.Brittany Renner ブルターニュ・レナー 2016年5月~12月

 

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You ever see someone and think wow…your face would look better between my legs 💭

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Instagramを中心にフィットネスモデルとして活躍するブルターニュ・レナー。

Instagramのフォロワー数が300万人を超える人気モデルと当時19歳のシモンズとの交際は話題となりました。

#2.Dylan Gonzalez ディラン・ゴンザレス 2017年6月~11月

 

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Might be looking for a man to be wifey; if he’s with it then maybe I’ll let him wife me. 😌👌🏽💅🏼💍 @dylhas_spoken #YouKnowTheDyl

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元バスケットボール選手で現在はモデルのディラン・ゴンザレス。

ゴンザレスのInstagramにツーショット写真が掲載されるなど、アスリート同士の交際が話題となりました。

#3.Tinashe ティナーシェ 2017年11月~2018年5月

 

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Don’t be too proud to admit that you need me

All these Songs For You, baby(@tinashenow)がシェアした投稿 –


ロサンゼルス出身のシンガーソングライター・女優・モデルなどマルチに活躍するティナーシェ。

破局した後も「今、ベンからメールが送られたきた」とパパラッチに嘘をつくなど、別れてすぐにケンダル・ジェンナーと付き合い始めたシモンズを、ティナーシェは良く思っていないようです。

#4.Kendall Jenner ケンダル・ジェンナー 2018年5月~2018年8月

 

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🦂

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アメリカの人気ファッションモデルであり、テレビのパーソナリティーでもあるケンダル・ジェンナー。

2018年5月、当時交際していたティナーシェと破局後すぐに交際がスタートしましたが、夏が終わるとデートを目撃されることもなくなり、現在は破局したと報道されています。

4.ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズのファッション

 

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208cmの長身、そしてバスケットプレイヤーらしく引き締まった体形の持ち主であるベンジャミン・デイヴィッド・シモンズは、ジャケットなどの正装はもちろん、私服の着こなしもとてもおしゃれなんですよ!

上の写真のように全体をモノトーンでまとめることもあれば、鮮やかなレモンイエローをメインカラーにしてコーディネイトすることも!

フォーマルからカジュアルまで、ジャンルにとらわれずファッションを楽しんでいるようですね。

また、シモンズはドラフト指名を受けた直後、ナイキとスポンサー契約を結んでいます。

コートではナイキ製のシューズを履いてプレーしていますよ!

ちなみに、2017‐2018シーズンでは所属チームであるフィラデルフィア・セブンティシクサーズのチームカラーであるレッドとブルーがポイント使いされた「Hyperdunk 2017」を愛用。

2018‐2019年シーズンのオールスターゲーム出場時には、パープル・イエロー・ブラックでカラーリングされた「Hyperdunk X」を履いてプレーしていました。

NBA入り前からナイキのシューズを愛用していたこともあり、シモンズにとってナイキのシューズは相棒のような存在だといえるでしょう。

シモンズのNBAでの活躍を支えてきたHyperdunkシリーズから、シモンズの名前がついたシグネチャーモデルが発売される日もそう遠くないのではないでしょうか……!

まとめ

今回の記事では、ベンジャミン・デイヴィッド・シモンズについてまとめました。

2016年ドラフトで選出された彼のNBAキャリアは、まだ始まったばかり。

スリーポイントシュートという新たな武器を手にし、さらに進化し続けるベンジャミン・デイヴィッド・シモンズから、ますます目が離せません!

また、2014年よりオーストラリア代表としてもプレーしている彼は、東京オリンピックでも観客を沸かせてくれることでしょう。

今後NBA界を牽引していくであろう彼が今後どんな活躍を見せてくれるのか、ぜひ注目してみてくださいね!

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