【必見】八村塁を徹底解説!プレイの特徴からNBAドラフト秘話まで

「よく名前は聞くけど、実は八村塁のことよく知らないんだよね…」
「NBAドラフトで指名されたらしいけど、どんなプレースタイルなんだろう?」

日本人初のNBAドラフト1巡指名を受けたことで一躍時の人となった、八村塁選手。

ドラフト後にはスポーツニュースはもちろん、CMなどでもよく見かけるようになりましたよね。

この記事では、プレースタイルやこれまでの経緯など、八村塁選手について徹底解剖します!

また、基本的なデータだけでなく、ドラフト秘話やファッションについても解説しますよ。

最後まで読めば、八村塁選手について詳しくなれること間違いなしです!

1.八村塁について知ろう!

 

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八村塁選手はバスケファンのみならず、普段バスケットになじみがない人にもその名前を認知されてます。

今や有名スポーツ選手の仲間入りを果たした八村選手ですが、一体どんな人物なのでしょうか。

彼の人物像に迫っていくためにも、まずは彼の基本的なプロフィールをみていきましょう!

生年月日 1998年(平成10年)2月8日
出身 富山県
身長 203cm
体重 104.3kg
出身校
  • 富山市立奥田中学校
  • 私立明成高等学校(宮城県)
  • ゴンザガ大学(アメリカ)
所属チーム ワシントンウィザーズ

(1)身体特徴

 

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身長203cm・体重104.3kgというプロフィールからも見てとれるように、八村選手は非常に恵まれた体格の持ち主です。

加えて、最高到達点386cmという驚異のジャンプ力も備えています。

つまり、八村選手の場合、305cmの高さにあるバスケットゴールから約80cmも手が出てしまうのです!

それだけでなく、走力や俊敏性にも優れ、縦の動きだけではなく横の動きも対応できるのが八村選手のすごいところ。

これだけの身体能力を備えていれば、バスケット以外のスポーツでもスター選手になれそうですよね!

(2)経歴実績

 

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八村選手はバスケ強豪校である奥田中学校・明成高等学校で活躍したのち、「NBAでプレーヤーになる」という目標を実現させるため、アメリカのゴンザガ大学へと渡ります。

また、その間にはU-16・U-17に選出され、さらには高校生ながら日本代表メンバーにも召集されています。

そして2018年6月、韓国との強化試合で晴れて日本代表デビューを果たしました。

さて、ここからはもう少し深く掘り下げながら、八村選手の歩みを振り返っていきましょう!

#1.幼少期

実は八村選手、幼少期にからバスケットに親しんでいたわけではないんです!

当時は陸上と野球をかけもちしていました。

陸上では100m走で富山県大会を制し、野球では4番を打つほどの実力者だったそうですよ。

特に野球に関しては、八村選手の剛速球を誰も受け止めることができず、投手ではなく捕手を務めることになったのだとか……。

この幼少期のエピソードからも、八村身体能力の身体能力の高さがうかがえますよね!

#2.中学校

地元の奥田中学校に進学した八村選手は、ここで初めてバスケットと出会います。

八村選手の身長の高さや優れた運動能力に目をとめたのが、バスケ部のコーチである坂本穣治さんでした。

八村選手がどの部活にも入っていないと知ると、坂本コーチは「もったいない!」「何とかして一度練習に連れてきてほしい」と部員に勧誘を依頼したそうです。

コーチから勧誘を託された部員も熱心に八村選手に働きかけ、最終的には八村選手にバスケ部入部を決意させるに至ります。

(ちなみに、2学年上にはのちに日本代表でチームメイトになる馬場雄大選手が在籍していたんですよ!)

バスケット未経験者だった八村選手は、最初はなかなか練習についていけずに悔しい思いをしたそう。

それでも毎日練習を繰り返すうちにメキメキと力をつけ、成長曲線と比例するようにバスケにはまっていったのです。

中学時代の主な実績

全中準優勝&ベスト5選出(中3時)

#3.高校

中学時代にはすでに「NBA選手になる」と決心していた八村選手は、出身地である富山県を離れ、宮城県のバスケット強豪校・明成高校に進学します。

高校時代の恩師である佐藤久夫監督は、「頭を使ってプレーをすること」を繰り返し教え子たちに説いていたそうです。

現在八村選手がフィジカルやテクニック面だけでなく、バスケIQにおいても高い評価を受けているのは、高校時代の経験が生きているからなのでしょう。

明成高校の3年間で培った「考えてプレーをする」という姿勢が、プレー中の状況判断や豊富なアイデアの基盤となっているのです。

高校時代の八村選手は1年次からチームの主力として活躍し、高校バスケット界屈指の注目選手へと成長。

八村選手の名は世代を越えて知られるようになり、日本代表に初召集されるに至りました。

高校時代の主な実績

ウインターカップ3連覇&3年連続ベスト5選出(1~3年)

明成高校初のインターハイ優勝(高3時)

#4.大学

高校卒業後、八村選手は目標としていたアメリカの大学への進学を果たします。

進学先は、NCCA1部のゴンザガ大学。

目標であるNBAプレーヤーにまた一歩近づいた八村選手でしたが、最初は思うように言葉が通じず、なかなかチームに溶け込めなかったそうです。

その影響もあってかプレーも消極的になり、ほとんど試合出場機会がないまま1年目を終えることとなります。

そんなとき八村選手に熱心に「プレーで自己主張しろ」と説いて熱心に指導してくれたのが、アシスタントコーチのトミー・ロイド氏や、個人練習の指導をしてくれたリカルド・フォイス氏でした。

2年目以降八村選手は徐々に出場機会を増やしていき、最終的にはチームに欠かせない存在へと成長します。

そして続く3年目(18-19シーズン)は、八村選手をNBAドラフト候補へと一気に押し上げる印象深いシーズンとなりました。

マウイインビテーショナルという招待試合で、NBAドラフト候補選手を多数抱えるデューク大学を破って優勝したこと。

さらに、全米大学体育協会が定める年間最優秀選手賞の1つ、ジュリアス・アービング賞を受賞したこと。

これらの功績により、八村塁の名は以前にも増して全米に広まったのです。

#5.NBA

そして迎えた、運命のNBAドラフト会議当日。

この日八村選手は、日本人3人目のNBAプレーヤーになりました。

しかも、ドラフト1巡目(9位)での指名は日本人初の快挙です!

インタビュアーにマイクを向けられた八村選手の口から紡がれたのは、これまで自分を支えてくれた人たちに向けた感謝の言葉でした。

その中でも、中学時代の恩師である坂本コーチには特別な思いを抱いているようでしたね。

というのも坂本コーチは、八村選手に初めてNBAでプレーするという未来を意識させてくれた人だからなんです!

当時中学生だった八村選手は、「NBAに行け」という坂本コーチの言葉を最初こそ聞き流していましたが、次第にNBAの試合映像を見てプレイをまねるようになっていきました。

八村選手にとって坂本コーチは、バスケットと引き合わせてくれた恩人であるのと同時に、「NBAプレーヤーになる」という目標を与えてくれた人でもあったんですね!

2.八村塁のプレイの特徴とは

 

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晴れてNBAプレーヤーの仲間入りを果たした、八村選手。

世界各国のバスケファンのみならず、かつて「マジック」と呼ばれ愛されたNBAプレーヤー、アービン・ジョンソンにも「塁のプレイが待ち遠しい」と活躍を期待されています!

ここからは、いまや伝説のNBAプレーヤーからも注目を集める存在となった八村選手のプレイの特徴についてお伝えします。

(1)プレイの特徴

 

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八村選手持ち味は、何といっても高い得点力だといえます。

インサイドでのポストプレイはもちろん、アウトサイドからでもどんどんゴールを射貫けるのが強みです。

そのずば抜けた得点力は高校時代からすでに開花しており、1試合の平均得点が20点を超えることは決して珍しくありませんでした。

現在は得点力にさらに磨きがかかり、1試合の平均得点が20点台後半に乗ることも増えてきています。

その得点率の原動力となっているのが、ボール離れの良さです。

ディフェンスの隙を見逃さず、素早くシュートフォームに持ち込める俊敏さも八村選手の武器の一つだといえるでしょう。

また、八村選手はオフェンスだけでなく、ディフェンスにも定評があります!

実際に活躍の舞台をNBAに移してからも、フィジカルの強さや跳躍力を生かし、リバウンドやブロックで何度も味方のピンチを救っていますよ。

現在PF(パワーフォワード)として試合に出場している八村選手ですが、ポジションの枠にとらわれず、バリエーション豊かなプレイで観客を魅了し続けてくれています。

(2)パフォーマンス

ゴールが壊れるのではないかというほどの豪快なダンクや、味方プレーヤーとの息の合ったアリウープ……迫力満点のゴールシーンは、もちろん八村選手の見せ場の一つですよね。

ただ、それ以外の時間帯でも八村選手は、私たちファンを魅了してくれるんです!

八村選手のファンへの接し方は、まさしく神対応!

きちんと足を止め、一人ひとりと向き合いながら交流を大切にしてくれます。

観客席に向かってポーズをキメてくれるなど、華やかなパフォーマンスで観客を沸かせてくれる選手もいますが、八村選手の丁寧なファン対応も負けず劣らず立派なパフォーマンスだといえるのではないでしょうか。

(3)ハイライト

 

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これまでのバスケ人生において、ハイライトと呼べる試合はいくつも存在します。

その中で今回ピックアップしたいのは、2019年12月2日(現地時間12月1日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦。

この試合で八村選手は、自身のキャリアハイとなる30得点をマークしました!

シュート本数に加え9リバウンド3アシスト1スティールと大暴れだった八村選手の活躍に、ファンも大興奮!

その盛り上がりは、「八村30点」というワードがツイッターでトレンド入りするほどでした。

3.八村塁の人柄とは

 

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ここまでは、「バスケットボールプレーヤー・八村塁」に焦点を当て、いろいろな情報を紹介してきました。

それではここからは、八村選手の内面についてものぞいていきましょう。

コートの外で見られる素の八村選手も、とても魅力的ですよ!

(1)人柄

 

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ドラフト時のインタビューや日々のファン対応からも見て取れるように、八村選手は礼儀正しく心優しい人物だといえます。

ただ、過去にはその長所が「自己主張が苦手」という形で表れることも珍しくなかったようです。

先輩選手とプレーする際にはつい遠慮をしてしまい、本来の力を発揮できないこともあったそう。

現在はゴール後に勇ましい声をあげるなど、ハングリー精神や闘争心をむき出しにする姿が見られる八村選手。

周囲からのアドバイスはもちろん、何より八村選手自身の意識改革の賜物なのでしょうね。

また、努力家だという点も八村選手を語るうえで外せないポイントの一つ。

初心者から地道に努力を重ねてバスケットの技術を習得したのはもちろん、高校時代には1日8時間も英語を勉強したこともあったそうですよ。

(2)家族構成・友人

 

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続いてお伝えするのは、八村選手を取り巻く人間関係についてです。

最近はバラエティ番組に出演したり、雑誌にインタビューが掲載されたりすることが増えてきた八村選手。

少しずつ私生活に関する情報も増えてきましたよね。

どんな家族構成なのか、交友関係はどうなっているのかなど、ここからはよりプライベートな部分に迫っていきましょう!

#1.家族構は両親・弟・妹2人

 

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八村選手は、ベナン人の父と日本人の母、そして弟1人と妹2人を加えた6人家族です。

弟の阿蓮さんは八村選手より2歳年下で、兄と同じく明成高校で活躍したのち、現在は大学バスケット強豪校である東海大学でプレイしています。

また、上の妹の安美菜もバスケットをしており、2人の兄と同じく明成高校に進学したそうですよ。

それと、末の妹のまりさんにまつわる心温まるエピソードがあるので、ちょっと紹介しますね!

まりさんの誕生日はちょうどW杯アジア2次予選当日だったようで、八村選手は試合後に観客を巻き込んでバースデーソングを合唱し、まりさんの誕生日をお祝いしたそうなんです!

八村選手の家族思いの一面がうかがえて、なんだかほっこりしますよね。

#2.NBAプレーヤー渡邊雄太選手

八村選手は、コートの外でも日本代表メンバーと交流があるようです!

(上に載せた富樫選手・馬場選手・渡邊選手との写真、皆さんとてもリラックスしている様子が見てとれます!)

ちなみに、渡邊雄太選手とLAで食事に行った際にはお互いの出身地自慢で盛り上がったとのこと。

上記に掲載した渡邊選手のツイートのコメント欄では、2人のあふれんばかりの郷土愛がさく裂していておもしろいですよ!

#3.明成高校時代の同級生たち

八村選手の明成高校時代の同期には、納見悠仁選手(青山学院大学)・三上侑希選手(中央大学)・足立翔選手(中央大学)など、大学バスケット界のスター選手がそろっています。

さすがウインターカップ3連覇を果たしたチーム……なんとも豪華なメンバーですよね!

苦楽を共にした仲間からの激励のメッセージは、きっと八村選手にとって力になるはず!

#4.三代目JSBのELLY

ちょっと意外なところでは、三代目J SOUL BROTHERSのELLYさんとも友人関係にあるようです!

きっかけは、八村選手が高校生のときに、2020年東京オリンピックの注目選手としてELLYさんが取材をしたこと。

音楽の好みなど趣味が合って意気投合し、現在はオンラインゲームをするくらい仲良しなんだとか。

W杯予選で八村選手が帰国した際にも2人で食事に行ったそうですよ!

#5.大阪エヴェッサのアイラ・ブラウン選手

 

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現在Bリーグの大阪エヴェッサで活躍するアイラ・ブラウン選手も、八村選手と交流がある人物の一人です。

2人の出会いは、アイラ選手がbjリーグ富山でプレーしていた時代へとさかのぼります。

自分がかつてシューズをプレゼントした少年がその後もバスケットを続け、現在はNBAで活躍している。

それはアイラ選手にとっても喜ばしい出来事であるのは間違いありません。

ちなみに、現在も2人の交流は続いており、八村選手の広告看板を見つけたとアイラ選手から連絡が入るほどフランクな関係のようですよ!

4.八村塁のファッション

 

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Rui “Louis” Hachimura 八村 塁(@rui_8mura)がシェアした投稿

八村選手は、ドラフトでは紫×ブルーの個性的なスーツをサラッと着こなしていましたよね。

そんな八村選手ですが、普段は一体どんなテイストの服に身を包んでいるのでしょうか。

本人やウィザーズのインスタグラムの投稿をチェックしたところ、普段はモノトーンアイテムを好んで身に着けているようです。

ドラフトの時とはガラッと印象が変わり、こちらもとてもかっこいいですよね!

足元に注目してみると、シューズはナイキ。

八村選手はウィザーズ入団と同時期にナイキのジョーダンブランドと契約していますので、今後もコートの内外問わず、ナイキ製品の着用頻度が増えるかもしれません。

まとめ

今回の記事では、八村塁選手についてまとめました。

日本人初のNBAドラフト1巡指名という偉業は、中学生のときに定めた「NBA選手になる」という明確なゴールの存在と、目標達成のために日々積み重ねた努力が招いた結果だったのでしょう。

そして、晴れてNBA選手になった今は、八村選手にとってもちろんゴールではありません。

ルーキーイヤーからチームの中心選手として活躍している八村選手は、これから何年にも渡ってバスケットボール界を牽引していってくれるはずです!

恵まれた体格と磨き上げたバスケスキルで、八村選手が世界のスター選手たちを相手に戦っていく姿をこれからも応援していきましょう!

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