身長は関係大アリ?5つのポジション別適した身長を徹底解説

「バスケのポジションって身長は関係あるの?」
「自分の身長だとどのポジション向き?」

バスケを始めようと思った時、自分の身長を最大限活かせるポジションでプレーしたいと思いますよね。

縦28m×横15mの狭いバスケットコートの中で活躍するには、自分の身長に適したポジションを選ぶことも重要です。

そこでこの記事では、バスケの5つのポジションの説明とNBAの代表的な選手の紹介とともに、そのポジションに適しているといわれる身長について解説します。

自分の身長を活かして活躍できるポジションを見つけ、みんなで勝利を目指しましょう。

1.バスケの5つのポジションの身長の傾向

バスケのポジションには、それぞれ適しているといわれる身長があります

バスケには5つのポジションがあります。

  1. ポイントガード
  2. シューティングガード
  3. スモールフォワード
  4. パワーフォワード
  5. センター

この順に身長の低いプレーヤーが適しているといわれています。

例えば背の高い人はセンターになることが多く、逆にあまり身長がない方はポイントガードになりやすいということです。

これから、それぞれのポジション別に適した身長とその役割について詳しく説明していきますね。

2.背の低い人が多い「ポイントガード」

相手ディフェンスを抜き去り、シャープに突っ込む『切り込み隊長』ポイントガード(Point Guard)は、比較的バスケットマンとして身長が低めのプレーヤーが向いているといわれています。

その理由として、ドリブルで敵陣に切り込む際、身長が低いとドリブルの位置が低くなり、相手にスティールされにくいことが挙げられます。

また、身長の低い方が、身長の高いプレーヤーが多い他のポジションでプレーするとなると、ディフェンスの際に大きな相手と互角に戦うのがかなりハードで負担になってしまうことも大きく関係しています。

ポイントガードは、パスやドリブルを駆使し、常に冷静に視野を広く持ちながらゲームを作る司令塔の役割を担わなければなりません。

NBA史上初の満票でのMVPに輝いたステファン・カリーのように、アグレッシブに相手陣地に切り込み、見事なドライブやパス回しでチームメイトを最大限活かし得点に導くプレーが要求されます。

チーム内で、身長はそれほど高くないけれど、技術や判断力、統率力には自信ありという選手に向いているポジションです。

3.身長が低くても大丈夫「シューティングガード」

シューティングガード(Shooting Guard)も、ポイントガードと同じく、身長が低めのプレーヤーにも可能なポジションです。

シューティングガードはシュート能力とドリブル能力の高さが要求されるため、高身長よりもオフェンス力の高さが要求されます

NBA最強のシューティングガードと言えば、引退したコービー・ブライアントが有名ですね。現役では、特徴的な髭がトレードマークのジェームズ・ハーデンなど、『オフェンスの鬼』が担っていることからもポジションの特徴が明らかですね。

もちろん、身長が高ければその分打点も高くなり、ディフェンスに捕まりにくくなって有利ではあります。

しかし、身長が低くても得点力やクィックネス、負けん気の強さに自信があるなら十分活躍できるポジションといえるでしょう。

4.身長が平均程度あるといい「スモールフォワード」

スモールフォワード(Small Forward)からは、ポジションを担うプレーヤーに身長が要求されるようになります

このポジションは、外と中からの得点能力と、時にはゴール下でのリバウンドやディフェンス力の高さも必要とされるため、ある程度の身長があったほうが有利となります。

史上最高レベルのバスケスキルと瞬時の判断能力の高さ、そして強靭な肉体を持ち、バスケの神様に愛されている『NBAのキング』レブロン・ジェームスもスモールフォワード。

また、ポイントガードやシューティングガードとは異なり、インサイドへアタックする場面も増えてくるため、体幹の強さも必要です。

ある程度身長があり、高い攻撃能力や身体能力もある方はぜひスモールフォワードで活躍しましょう

5.背の高さが生かせる「パワーフォワード」

背の高さに自信があるプレーヤーはパワーフォワード(Power Forward)が適しているでしょう。

パワーフォワードは、チームメイトのためにスクリーンプレイやボックスアウトをする、ボールをスムーズに回して得点しやすいようにするなど、確実に得点を挙げるための状況づくりをする役割です。

The Big Fundamentalの愛称で呼ばれるティム・ダンカン選手のように、5つのポジションの中でも比較的印象が薄めな存在ですが、担う役割はチームの勝利に非常に大きな影響を与えるポジションです。

ただ、パワーフォワードは身長が高いだけでは務まりません。

ゴール下でのポジション取りで相手選手と力勝負になることも多いため、身長だけでなく体幹がしっかりしていることも重要なポイント。

パワーフォワードは身長が高いのが大前提ですが、そのメリットを最大限活かすためにも、押し負けない体づくりを心がけましょう

6.身長の高さで戦う「センター」

5つのポジションの中でも、『縁の下の力持ち』的な存在のセンターは、まさに最後の砦となるべきポジションのため、チームの中で最も身長が高く身体の強さのあるプレーヤーが適しています

ゴール付近のインサイドにいち早く陣取り、ディフェンス・リバウンドで相手の得点を防ぎ、オフェンスの際はゴール下で相手を蹴散らしながら力強いプレイでシュートをリングにねじこむなど、敵にとっては脅威・味方にとっては守護神。

ゲーム中、ゴールに最も近い位置でプレーし、チームの精神的支柱となるセンターといえば、NBAでは過去にシャキール・オニール(通称シャック)、現役ではドワイト・ハワードのように強い存在感も必要ですよ。

そのため、センターの必須条件は高い身長があることとなります。

チーム内で最も背が高く、威圧感のある方向きのポジショです。

まとめ

バスケットのポジションの役割の説明とともに、一般的にそのポジションに必要とされる身長について解説しました。

バスケは身長が全てではありませんが、身長が大きな武器となる場面が多いのも事実です。

5人、それぞれが自分のポジションで必要とされる役割を最大限発揮できるチームは自然と強くなります。

チームを勝たせるために自分の身長がどのポジションに向いているかを確認すると同時に、自分のプレースタイルやメンタルも合わせて考え、最適なポジションを選びましょう

そうすれば、きっとあなたはチームに欠かせないプレーヤーとなるはずです。

また、自分の希望やチーム事情で担うポジションに自分の身長が足りなかったとしても決して諦めないでください。

近年、NBAでもポジションのボーダーレス化が進み、背の低いインサイドプレーヤーや、背の高いアウトサイドプレーヤーも続出し、活躍しています。

彼らのように練習を積み、身長の問題を補って余りある身体能力や技術、判断能力を身につければ、身長のデメリットなど一切感じさせない最高のプレーヤーになれることでしょう。

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。