バスケの試合時間は?延長の有無・注意点・観戦を楽しむコツ5選!

「バスケ観戦に行ってみたいけど、どのくらい時間がかかるのだろう?」

「次の用事が入っているから、最後まで試合観戦できないかも…」

バスケットボールの試合観戦に行く際、トータルでどれくらい時間がかかるのか気になりますよね。

実は、バスケットボールの試合時間は、毎回きっちり同じとは限らないんです。

年代によってプレー時間が異なりますし、延長の有無やプレーがどのくらいストップするかによっても左右されます。

今回は、バスケットボール観戦を楽しんでいただけるよう、試合観戦の目安となる時間や現地観戦を楽しむためのポイントをお伝えさせていただきます。

この記事を読んで、ぜひ時間と心に余裕を持ってバスケ観戦を楽しんでくださいね!

1.【年齢別!】バスケの試合時間

バスケの試合時間の構成を大まかに説明すると、プレー時間(クォーター)+インターバル+ハーフタイムという内容です。

体力との兼ね合いもあり、ミニバスや中学生の試合時間は短めに設定されています。

その一方で、高校生からは、Bリーグや日本代表で活躍するプロと同じ時間でプレーできるようになります。

また、3×3のみ仕組みが異なっており、10分間の1ピリオド制です。

詳しい内訳については年代別にまとめましたので、以下の表をご覧ください!

(1)ミニバスの試合時間

ミニバスの試合時間は、プレー時間24分(6分×4クォーター)+インターバル4分(2分×2回)+ハーフタイム10分(10分×1回)という構成です。

バスケはほぼ走りっぱなしのスポーツですから、合計38分という試合時間は、小学生にとってかなりハードですよね。

第1Q インターバル 第2Q ハーフタイム 第3Q インターバル 第4Q
6分 2分 6分 10分 6分 2分 6分

(2)中学生バスケの試合時間

中学生バスケの試合時間は、プレー時間32分(8分×4クォーター)+インターバル4分(2分×2回)+ハーフタイム10分(10分×1回)という構成です。

ミニバスと比べて1クォーターあたりのプレー時間が2分延び、合計46分の戦いとなります。

プレー時間がミニバスよりも合計8分長くなったことにより、試合運びや戦術なども変わってきますよ!

第1Q インターバル 第2Q ハーフタイム 第3Q インターバル 第4Q
8分 2分 8分 10分 8分 2分 8分

(3)高校生・大学生・社会人バスケの試合時間

高校生・大学生・社会人バスケの試合時間は、プレー時間40分(10分×4クォーター)+インターバル4分(2分×2回)+ハーフタイム10分(10分×1回)という構成です。

中学生バスケよりもさらに1クォーターあたりのプレー時間が2分延び、試合時間は合計54分となります。

第1Q インターバル 第2Q ハーフタイム 第3Q インターバル 第4Q
10分 2分 10分 10分 10分 2分 10分

(4)NBAバスケの試合時間

NBAバスケの場合は、さらに1クォーターあたりの試合時間が延びるんですよ!

構成は、プレー時間48分(12分×4クォーター)+インターバル4分20秒(2分10秒×2回)+ハーフタイム15分(15分×1回)という内訳です。

プレー時間だけでなく、インターバルやハーフタイムも長めに取られています。

第1Q インターバル 第2Q ハーフタイム 第3Q インターバル 第4Q
12分 2分10秒 12分 15分 12分 2分10秒 12分

(5)3×3バスケの試合時間

さて、3×3はこれまで紹介してきた他のカテゴリーとは試合時間が大きく異なります。

3×3バスケでは、1試合の試合時間は10分と短めに設定されているのです。

ただしこの10分という数字はあくまで目安にすぎません。

10分に満たない時間帯であっても、どちらかのチームが21得点に達した時点で試合終了。

つまり、3×3バスケでは10分経過したか否かにかかわらず、先に21点先取したチームの勝利となります。

2.試合時間で注意するポイント3つ

さて、各年代におけるバスケの試合時間をお伝えしましたが、実は、毎回この通りに試合が進行するわけではないのです!

バスケではゲームの進行上、プレーが中断するたびに何度もタイマーが止まります。

時には規定時間内に勝敗がつかずに延長戦に突入する場合もあるんです!

ここでは、試合時間が延びる可能性がある3つの注意点についてご紹介します。

(1)延長(オーバータイム)の時間に注意

4クォーター制(3×3以外)のバスケでは、4クォーター終了時点で両チームが同点だった場合、決着が着くまで延長戦(オーバータイム)を行います。

オーバータイムの時間は1回につき5分間(ミニバス・中学生は3分)です。

ただし、1回のオーバータイムで勝敗が決するとは限りません。

ときには、何度もオーバータイムが繰り返される場合もあるんですよ!

オーバータイム終了時点で1点でも点差がついていなければ、何度でも延長戦が行われるので、それだけ試合時間も延びることになりますよね。

つまり、4クォーター制のバスケの場合、接戦であればあるほど、試合の合計時間が長くなる可能性が高いのです。

ちなみに、3×3におけるオーバータイムの扱いは、先に2点先取したチームの勝利となります。

(2)タイムアウトの時間に注意

コーチが選手に作戦を伝えたり、相手チームに流れが行きかけたりしたときに使用できるのが、タイムアウト(試合中断)の権利です。

このタイムアウトは両チームに対し、前半(第1クォーター・第2クォーター)に2回、後半(第3クォーター・第4クォーター)に3回、それぞれ1分ずつ認められています。

タイムアウトは主力選手を休ませたり、相手に傾きかけたゲームを一度止めて流れを引き戻したりと、コーチがここぞというタイミングで使う切り札だといえます。

「タイムアウトをすべて行使しなければならない」という決まりはありませんが、タイムアウトを使い切るゲームがほとんどです。

つまり、両チームがタイムアウトの権利をすべて行使した場合、試合時間以外にプラス10分時間が加算されることになります。

ちなみに3×3の場合は、通常のタイムアウトを1回(30秒)、TVタイムアウトを2回(30秒ずつ)取得できますよ。

タイムアウトについてこちらの記事も参考にしてくださいね。

バスケのタイムアウトの3つの目的!とれるタイミングを徹底解説

2019.12.13

(3)プレーが止まる時間に注意

延長戦やタイムアウト以外にも、バスケではプレーが止まる場面が多々あります。

主な原因は、バイオレーション(ルール違反)や、ファウル(相手選手との不当な接触)です。

ファウルのペナルティとしてフリースローが与えられた場合も、もちろんタイマーはストップ。

また、各クォーターにつきチーム全体で4回ファウルを取られると、フリースローが2本ずつ与えられます。

このようにチームファウルが4つに達した場合、ファウルするたびに数十秒プレーが中断されることとなり、おのずと試合時間が長びいてしまうのです。

1つ1つの中断は数秒・数分にすぎませんが、バイオレーションやファウルが積み重なれば、試合終了時間がずれ込む可能性が出てきます。

試合観戦する際には、プレー中断の時間も計算に入れておきたいですね。

3.観戦を楽しむコツ5つ

せっかく現時に試合を観に行くのであれば、試合そのものはもちろん、開場の雰囲気も思いきり満喫したいですよね。

そのためにポイントとなるのが、実は、開場到着後の時間の使い方なんです!

ここでは、観戦をさらに楽しむコツとして、オススメの時間の使い方を5つお伝えします。

(1)観戦グッズは試合前に購入する

もちろん試合後に購入することもできますが、せっかくだったら観戦グッズは試合前に購入しておきましょう。

Tシャツやタオルなど、出場チームのグッズを身につけて応援すれば、より気分が盛り上がること間違いなしですよ!

アーティストのライブと同じく、グッズ販売のブースには長い行列ができることがほとんど。

グッズ購入を希望される方は、列に並ぶ時間を計算に入れて、余裕を持って会場入りするようにしましょう。

なお、グッズ販売はBリーグや日本代表戦に限らず、ウィンターカップ(高校生)や全中(中学生)などの全国大会でも記念グッズが販売されています!

(2)ハーフタイムのトイレは激混みする

ハーフタイムにトイレに行くのは避けたほうがいいです。

というのも、多くの観客がハーフタイムの時間にお手洗いに立とうとするからなんですよ!

「長い行列に並んでトイレを済ませ、やっとの思いで席に戻ったらすでに第3Qが始まっていた…」なんてことになりかねません。

試合前にお手洗いに行っておくと、安心してゲームを楽しめますよ。

とはいえ、ドリンクを飲んだり試合が長引いたりすれば、当然トイレに行きたくなることもありますよね。

そんなときは、ハーフタイムやインターバルが始まる少し前に席を立つようにすると、混雑を避けられます。

また、プレー中に席を立つ際には、他の観客への配慮を忘れないようにしましょう。

視界をさえぎらないように身をかがめて移動する、「すみません」と一声かけるなど、思いやりの気持ちが大切です。

(3)応援を覚える

応援やコールを事前に覚えておけば、試合観戦がより楽しくなりますよ!

他の観客との一体感も味わえて、さらに気分が高まること間違いなしです。

事前に動画サイトやSNSで調べるのを忘れてしまっても、どうぞご心配なく。

Bリーグや日本代表戦の会場にはアリーナDJと呼ばれる方がいて、観客に応援方法を教えてくれることが多いんです。

アリーナDJはサッカーやバレーのスタジアムDJと同じく、シュートを決めた選手をアナウンスしたり、応援の音頭を取ったりして会場を盛り上げてくれます。

応援のレクチャーはスターティングメンバーの発表前に行われることが多いので、早めに着席しておくといいですよ!

(4)企業ブースで記念撮影や抽選に参加する

現地観戦の思い出を残すため、写真もたくさん撮りたいですよね。

選手や会場内の撮影は、大会によって制限されている場合がありますので、その都度大会HPや係員に尋ねてみてください。

もし試合中の撮影ができない場合も、写真を取れるスポットが用意されているのでどうぞご安心を!

大会ポスターの前や選手のパネルは絶好の撮影スポットですよ。

また、ご家族やお友達とわいわい写真を撮りたいなら、企業ブースもオススメです。

大会名が入った独自のパネルが用意されていたり、ブースの方が撮影係をしてくれたりします。

さらに、限定グッズが当たる抽選会が開催されている場合もあります。

もしかしたら、お気に入りの選手のサイン入りグッズが当たるかもしれませんよ!

会場入り前や試合後には、ぜひ企業ブースものぞいてみてくださいね。

(5)会場グルメを堪能する

Bリーグの試合会場にはご当地グルメのケータリングカーが駆けつけるなど、近年はアリーナグルメもどんどん充実してきていますよ!

食品持ち込みOKな会場も多いですが、せっかく会場を訪れるなら、その会場ならではの食べ物もぜひ味わってみてください。

試合中はプレーに夢中になってゆっくり食事するのは難しいので、試合開始前に選手のアップを眺めながら、またはハーフタイムのチアパフォーマンスを見ながら食事を取るのがオススメです!

ちなみにビンや缶の飲料を持ち込む場合、手荷物検査の際に紙コップへの入れ替えを求められる場合がありますので注意してくださいね。

まとめ

この記事では、バスケの試合時間、試合観戦にかかる目安の時間について紹介しました。

純粋なプレー時間に限定するならば、バスケットボールの試合時間は、高校以上の年代では40分間です。

しかし、インターバルやハーフタイムなどの休憩時間、プレーの中断やオーバータイム突入の可能性を考えると、トータルの試合時間は2時間~2時間半ほど見ておくと安心ですよ。

また、試合前にグッズを購入したり、記念撮影をしたりと、会場の雰囲気を満喫したい方は、1時間半前には会場につくようお出かけされるのがオススメです。

開場時間も大体1時間半前あたりに設定されていることが多いので、時間に余裕のある方は開場時間に現地到着を目指して出発されるといいでしょう。

ぜひ今回紹介した試合時間を参考に、バスケ観戦に出かけてみてくださいね。

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